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[コンサル]バスケットボールの市場規模は?[フェルミ推定]

投稿日:2020-10-25 更新日:

さて、今回もフェルミ推定です。前回の内容と少し似ていますが、今回は市場規模を求めていきます。

以下、面接官とやり取りをしているようなイメージでやっていきたいと思います。

前提の確認

バスケットボールの市場規模が求める対象である認識ですが、市場としては日本に絞り、また個人向けに販売されるバスケットボールの年間売り上げを市場規模として推定していきたいと思います。

(全世界ですか?日本ですか?法人向けの販売も含めますか?と聞いてもいいとは思いますが、自分でやりやすいように設定していきます。フェルミ推定は自分で設定が可能なケースが多いと思っています。)

また、バスケットボールは大きく分けると革製とゴム製があり、今回は単価が高く、取扱数量も多いと見受けられる革製のバスケットボールにしぼって考えていきたいと思います。

アプローチ

それでは、今回求めていくバスケットボールの市場規模について、日本における個人向けの、それも革製のバスケットボールの年間売上のことを指す、と前提を確認させて頂いたところで、どのようにこの年間売上を求めていくか、アプローチを確認させて頂きます。

年間売り上げは、年間でのバスケットボールの販売数量と、バスケットボールの平均単価を掛け合わせることで算出できます。ここで、販売数量は、新規に購入されるものと、既にバスケットボールを保有している個人が買い替えを行うケースの2つがあると考えます。

新規購入のケースというのは、これまでにバスケットボールを持っていなかった人が新たに買うケースですが、このケースは既存の買い替え需要に比べ、相当に低く、計算から除外することが可能なレベルであると考えます。

バスケットボールは早ければ6歳くらいから始め、長い人は40代後半まで続けます。したがって、積極的にバスケットボールをプレイする期間は最長で40年程度と考えられ、この期間の買い替え需要に比べると、新規購入の需要はかなり低く、また年齢を重ねてからでは参入しにくいスポーツでもありますので、今回は既にバスケットボールを持っている人が買い替えを行うケースにおける、年間売上を算出します。

詳細化

まずは販売数量から求めていきますが、販売数量は、既にバスケットボールを持っている人たちが年に何回買い替えを行うか、これを推定することで求めることが出来ます。

さらに、既にバスケットボールを持っている人たちが持っているバスケットボールの総数は、年代別に日本の人口のうちに占める競技人口の割合、並びにボールの保有率をかけることで推定できると考えます。

マトリクスを作成し、整理すると以下のようになります。

次に買い替え頻度ですが、買い替え頻度は練習でどの程度使用されるのかによって変わってくるものと考えます。そして、その練習の頻度は、ボールを保有している競技者の年齢に依存するものと考えられるので、ここで作成しておいたマトリクスと同じく年代別に平均練習頻度、および買い替え頻度を設定します。

あとは、日本の人口を1.3億人として、年代別に競技者の割合、そこからボールの保有数を求め、また年代別に買い替え頻度を掛け合わせることで年間で買い替えが行われるバスケットボールの個数が求められます。

計算すると、1.3億×1/80
(20%×1/2+20%×1/2+40%×1/3+30%×1/5+50%×1/7)
≒1.3億×1/80×0.4
≒80万個

これにたいして、平均のバスケットボール単価をかけます。
高価格帯が全体の10%で15,000円、中価格帯が70%で12,000円、低価格帯が残りの20%で8,000円とすると、平均価格は1,500+8,400+1,600 = 11,500円となります。

よって、年間の売上高は、80万 × 約12,000円として、1,000,000,000 (約10億円)となります。これにより、バスケットボールの市場規模は、年間10億円と求められました。

検証

ここからは、面接は終わったものとして、数字があっていそうなのかを確かめていきます。バスケットボールの市場規模、ちょっと調べてみてもすぐにはわからないので、とりあえずバスケットボールのメーカーとして認知のあるモルテンさんのホームページを見てみます。

販売数量、年間は売上高なんかはわからないのですが、とりあえずモルテンさんは年間で450億円の売り上げを上げているらしいことがわかりました。

モルテンさんの史上シェアが仮に30%だとすると、売り上げは10億円の30%なので3億円になります。これをモルテンさんの売り上げ450億円に比べると、約0.7%です。うーん、バスケットボールだけにしぼると、モルテンさんは他にもいろいろやってるから、こんなものでもいいのかもな、という感じですかね。

いやー、この検証のところ、実際にコンサルとしてやるときはどうやってるんでしょうね、謎です。

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