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[コンサル]バスケットボールの数は?[フェルミ推定]

投稿日:2020-10-22 更新日:

現在、コンサルタントとして働いている私ですが、別のファームに行きたいと思うようになりました。

理由はまぁいろいろありますが、コンサルで比較的年次の浅いものとしては、転職するにあたり準備しなくてはいけないものがやはり、フェルミ推定とケース面談。と、いうことで、しばらく

ちなみに久しぶりに日本語で投稿していますが、これはちょっと今の自分の英語力ではフェルミ推定とケース面談は対応が難しいからです・・・
日本語である程度できるようになったら、それを英語だとどんな風に表現するといいのか、という内容も取り扱っていきたいと思います。

フェルミ推定、ケース面談双方を英語でやらせるファームもあるみたいですからね。

お題:バスケットボールの数って何個くらいあると思う?

それではまずはお題から。これ、過去に戦略ファームを受けたときに実際に聞かれた質問です。なぜこんな質問が来たかといえば、自己紹介でバスケットボールが趣味です、と言ったからでした。

数年前になるのですが、正直うまく答えられなかった記憶があります。(一応その面接は通過したのですが、結局その次で落選・・・)

それでは実際にやってみましょう。

前提確認(定義)とアプローチ策定

まずは、問題が少々あいまいなので、問題の内容を確認(定義)していきたいと思います。

日本の話であるとする

バスケットボールの数ですが、これは日本にあるバスケットボールの数を求めていくことにしたいと思います。

(もちろん海外にもありますが、日本のもののほうが感覚的にも求めやすいですからね。これは面接では言いませんけど。もし、「だめだよ、全世界で考えてよ」、と言われたらどうするかはまた別途考えたいと思います。)

個人が所有するものに絞る

次に、求めていくバスケットボールを、個人が所有するものに絞らせて頂きます。厳密には、公共の体育館や、学校などの施設にも一定程度保有されていると思われますが、これらの数は個人が所有するバスケットボールの数に比べると数量としてそこまで重要ではないと考えるためです。

(本当は、別々の考え方をしないといけないのが面倒だからですね)

また、バスケットボールには大きくゴム製、革製とあるのですが、革製のものを求めていくということにします。

立式していく

それでは、前提を確認(定義)させて頂いたところで、バスケットボールの数を求めていくための数式を立式していきたいと思います。

バスケットボールの数は、ここでは日本における個人所有のものに限った話としておりますので、日本におけるバスケットボール競技人口に相関があると考えます。

したがって、以下のように立式することが可能と考えます。

日本における個人所有のバスケットボールの数
=日本のバスケットボール競技人口 × バスケットボール競技者の平均ボール保有個数

要素をさらに分解し、求める

それでは、立式した数式の要素を、さらに員数分解していきたいと思います。

日本のバスケットボール競技人口は、日本の人口にバスケットボールをしているかどうか、という割合をかけることで求められるので、以下のように因数分解できます。

日本のバスケットボール競技人口
=日本の人口 × 日本人の平均バスケットボール競技者割合

ここで、日本人がどれだけバスケットボールをしているか、という割合を示す平均バスケットボール競技者割合は、年齢と男女別に異なると思われるので、以下のようにマトリクスを組んで考えます。

各年代における人口に占める割合についての考えをお話しします。日本の人口はつぼ型で分布しているので、0-20、21-40、41-60、61歳以上と4区分に分けた場合、それぞれの区分は人口のうち20、30、30、20%と人口を占めていると考えられます。

男女は1:1と仮定すると、4つの区分それぞれの年代で10、15、15、10%と分布することとなります。

0-20歳の区分から、バスケットボールを出来るほどに成熟していないと考えられる0-5歳を抜き出したいと思います。ここでは、同じ区分の中に属する場合は各年齢に均等に人口が割り振られていると仮定し、0-20歳の男女それぞれ10%のうち、5/20が0-5歳の占める割合であると考え、これを計算してみると、約3となります。

次に、各年代と男女別に、バスケットボールの競技者割合について設定していきたいと思います。

0-5歳、61歳以上は男女ともに競技者はゼロとします。

0-20歳については小学校から中学、高校、大学生までとなるので、私の学生時代の感覚では、1クラス30人の学校で、クラスに男女2人ほどバスケットボール部員がいた認識なので、1/15の割合と考えます。

21-40歳についてですが、この年代は6-20歳のうちの半数がバスケットボールを継続するものとして、男女ともに1/30の割合とします。

41-60歳についてですが、私の周りでは男性でもこの年齢でバスケットボールをしている人はほぼほぼいないので、男性については21-40歳のさらに半分、1/60とし、女性についてはゼロとします。

本当は%と分数を一緒に並べてはいけませんが、まぁここは許してください。

これでマトリクスが出来上がったので、人口に占める割合と競技者割合をかけ、合計します。すると、おおよそ2.5%となります。

ここまでで、日本におけるバスケットボール競技人口を求めるとします。日本の人口は1.2億人なので、その2.5%は、約300万となります。

それでは、次にバスケットボール競技者の平均ボール保有個数を求めていきたいと思います。ここでも、先ほど使用した年齢別、男女別のマトリクスを使って、平均ボール保有個数を設定していくことで全体としての値を求めていきます。

年代と、男女別に先ほどのマトリクスに整理した内容を参考にしつつ、バスケットボールをしている競技者の割合を設定します。厳密には先ほどの内容と整合するものではないのですが、ここでは大まかな計算で十分とします。

バスケットボール競技者ではない人たちはもちろんボールは持っていないものとします。6-20歳の男女についてですが、私の感覚上、2人に1人がボールを保有しているものと考えます。

理由は、革製のバスケットボールは1万円以上と学生には少々高価であり、また学生のうちは学校などで保有しているボールを使用できるため買わなくてもいいと考える人たちがいるためです。

一方、21歳以上の競技者の場合は、基本的に自分用に一つのボールを持っているものとします。

それでは、競技者の割合とボール保有個数をかけ、合計し、平均ボール保有個数を求めます。結果は、0.7個となります。

要素が求まったら、数式に代入して、結果を導く

ここまでで、日本における個人所有のバスケットボールの数を求めるための要素がわかりました。ここまでで求めた競技人口と、競技者の平均ボール保有個数をかけることで、210万個という数値が得られます。

結果に対して、コメント追加ができるとBetter

コンサルティングファームの面接では、フェルミ推定で数字を出して終わりではありません。ここに対して、何かしらのコメントを追加できるとなおいいでしょう。

よくあるのは、現実的な回答になっているのか、検証してみるということ。

ちなみに私は、数年前に面接の場で、「その数字、どれくらいのビジネスリアリティがあるか、教えてくれる?」と聞かれて固まりました。

今だったらどうするか、と考えてみてもちょっと難しいですが、「試しに市場規模を計算してみて、その金額が主要プレーヤー達の売上合計と比較して大きく異ならない場合、リアリティの検証ができると思います。」とか、言ってみるくらいしか思いつかないですね・・・

うーん、誰か、ビジネスリアリティの検証方法について教えてほしいものです。

今回はいったんフェルミ推定までとしておきますが、実際に私が経験したときのように、「じゃぁ、市場規模ってどれくらいある?バスケットボールメーカーの企業に対して、売り上げを上げるためにはどんなことをしたらいいと思う?」と、すこしケース面談っぽい内容に変わっていくこともよくあります。

うーん、ブログに書き出してみるとわかるものですが、やっぱりもう少しうまくできるようにならないといけないですね。しばらくはフェルミ推定、ケース面談関係の投稿が続きそうです。

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