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【現役コンサルが語る】コンサルティングファームへの転職におすすめの転職エージェント

こちらの投稿では、コンサルティングファームへ転職したいと考えていらっしゃる方におすすめの転職エージェントをご紹介します。いずれの転職エージェントも、投稿主である私が過去に実際に活用したことがあり、求人の紹介や面接に向けたサポートなどを頂きました。

こちらの投稿では、各転職エージェントにまつわる体験談を、実際にご紹介頂いたコンサルティングファームなどもあげながらお話ししていきたいと思います。

想定読者

  • 転職先としてコンサルティングファームに興味を持っている方
  • コンサルティングファームへの転職を決めている方

期待するメリット

  • 転職エージェントの違いがわかる
  • どの転職エージェントを活用すればいいのかわかる
  • 転職エージェントを活用した転職方法がわかる

ご紹介する転職エージェント3選

コンサルティングファームを専門的に取り扱う転職エージェントは結構多いのですが、その中でも私の体験談も交えて、おすすめするエージェントが以下の3つです。以降、詳細を解説していきます。

  • アクシスコンサルティング
  • Wayout strategic partners
  • コンコードエグゼクティブグループ

アクシスコンサルティング

アクシスコンサルティングはコンサルティングファームを専門的に取り扱っている転職エージェントです。私も実際に初めてコンサルティングファームに転職したときに活用しました。Big4、アクセンチュア、アビームコンサルティングはカバーしておられ、MBBの中でいうとマッキンゼーとBCGはお付き合いがあるようですがべインアンドカンパニーは求人の取り扱いが無いようでした。

また、システムインテグレーターといった、SI系コンサルティングファームの方々の前職に多い企業なども求人としてお持ちの状況です。コンサルティングファームへの転職支援数は業界No.1の転職エージェントさんですので、ぜひホームページのほうをご覧頂き、会員登録を経てお話を聞いてみることおすすめします。

特徴

特徴としては、未経験からのコンサルティングファームへの転職を支援している点、コンサルティングファーム卒業後の転職、あるいはフリーコンサルタントしての独立・起業も支援されている点があります。

未経験からコンサルティングファームへの転職支援が手厚く、履歴書、職務経歴書の添削、フェルミ推定・ケース面談の模擬面接も実施してくれます。アクシスコンサルティングのホームページに、転職体験談も多く投稿されていますので、そちらもご確認ください。

ポストコンサル、つまりコンサルティングファームの卒業後の転職については、アクシスコンサルティングのホームページに会員登録をすることで取り扱われている求人情報を確認することが出来るのですが、これに登録しておくと、登録したメールアドレス宛に定期的に求人情報のアップデートがもらえます。

求人情報は社名、ポジション・役職、募集要項、求める業務経験、そして年収のレンジが含まれており、応募したくなったらそこからより詳しい話を聞くことが出来ます。また、求人情報に限らず、コンサルティングファームのトップ層との対談の結果などを定期的に共有してくれており、今どんな人材がマーケットで求められているのか、という点が情報共有として頂ける点も非常に魅力的です。

フリーのコンサルタントを目指す人に対しては、アクシスコンサルティングが案件の仲介を行い、プロジェクトの紹介をしてくれるサービスも行っています。アクシスコンサルティングは長年、コンサルティングファームのトップ層とつながりを構築しており、またコンサルティングファーム出身者の事業会社への転職を支援してきているため、コンサルの経験を持つ人が求められている会社、職場、プロジェクトを把握しています。これを活用し、フリーのコンサルタントがプロジェクトを受注する手助けをしているわけです。

フリーになると、月額報酬が200万円以上になるケースもあるので、フリーコンサルタントを目指す方にとってもアクシスコンサルティングは是非ご活用いただきたい転職エージェントです。現在、私が入っているプロジェクトにも、アクシスコンサルティングから仲介を受けて参画されている個人事業主のコンサルタントの方がいます。そうした方々の月額報酬はすごいことになっていて羨ましく感じています。

体験談

私の初めての転職をサポートして頂いたのがアクシスコンサルティングでした。当時、私はIT機器の営業担当をしていましたが、モノを売るのではなく、サービスを提供するという仕事に興味を持つようになり、また自社の製品しかお客様に提供できないという状況を窮屈に感じ始めていました。

そこで興味を持ったのが、自社は特定の製品、プロダクトを持たないコンサルティングファームへの転職だったのですが、当時は異業種からコンサルティングファームへの挑戦を支援する転職エージェントは少なく、ホームページから問い合わせをして電話対応をしてもらっても、「まずは簿記2級を取ってください」、「USCPAの資格を取ってください」、「MBAとか持ってないと厳しいですね」等のコメントをされ、本格的な支援をして頂くことが出来ませんでした。

そんななか、真摯に対応をしてくださったのが、アクシスコンサルティングのT氏でした。最初は電話で状況をお話しさせて頂き、すぐに日程を決め、アクシスコンサルティングのオフィスで1時間ほどの打ち合わせに臨むこととなったのですが、初めての転職活動で志望動機や転職の背景など、うまく話せずにいる自分にもしっかりと耳を傾けて下さっていたことを覚えています。

打ち合わせは3回程度実施し、なぜ転職をしたいのか、なぜコンサルティングファームなのか、そしてコンサルティングファームの中でもなぜそこを受けるのか、といった内容を様々な角度から質問を投げかけて頂くことで自分自身の頭の中が整理されていった段階で、いつ頃アプライするか、という点を相談しました。

コンサルティングファームへの転職というと、特に初めての場合はフェルミ推定、ケース面談の対策に時間がかかります。T氏からはまずおすすめの書籍をご紹介頂き、それを読んで対策をするということを1カ月かけて実施したうえで、模擬面談を2回実施することをご提案頂きました。初めてのフェルミ推定、ケース面談対策だったので、1カ月という時間はちょうどいい準備期間だったと思っています。

タイムラインとしては、以下のようなイメージでした。

  • 最初の電話~思考整理のための打ち合わせ×3回:1か月
  • フェルミ推定、ケース面談の準備(自己学習):1か月
  • 模擬面接×2回:1か月
  • 書類作成、添削:2週間
  • 正式応募~面談日程調整:2週間
  • 面接開始~内定:1か月

約5カ月という、長い道のりでしたが、T氏によるサポートのおかげで無事、志望していたファームから内定をもらうことが出来ました。長い道のりだったこともあり、内定を頂けた際にはT氏も「自分のことのようにうれしいです」と一緒に喜びを分かち合うことが出来ました。

ちなみに、ご紹介頂いた求人は、BCG、デロイトトーマツコンサルティング、プライスウォーターハウスクーパース、アビームコンサルティング、これらと複数のSI企業でした。

Wayout Strategic Partners

Wayout Strategic Partnersは、中小企業向けの戦略コンサルティング事業と並列でコンサルティングファームへの転職活動を支援されているエージェントです。

特徴

手厚いフェルミ推定、ケース面談対策、それに加えてコンサルティングファームを交えたセミナーの企画をされている点が特徴です。

セミナーの例でいうと、べインアンドカンパニー、EYストラテジーアンドコンサルティング、ドリームインキュベータ、イグニションポイント、プライスウォーターハウスクーパース、経営共創基盤といったファームのセミナーが企画されており、そこで社員の皆様から色々とお話を伺うことが出来ます。いずれのセミナーも、ブレークアウトセッションという形式でセミナー参加者数名とファーム側から担当の社員の方1名が細かい部屋に集め、より具体的な質問などをする機会が与えられるため、セミナー参加者にとって価値のあるセミナーにしようという姿勢がうかがえます。(実際はファーム側がそう考えているのかもしれませんが・・・)

また、フェルミ推定、ケース面談の対策が非常に手厚く、基本は3回、必要であれば4,5回と実施して下さいます。これまでにサポートしてきた方々と選考通過率を把握されているので、このレベルまで行ければこのファームは問題ないはず、という感覚をお持ちなので、実際にファームの面接を受けるときには安心感を持って臨むことが出来るようになります。

体験談

戦略案件を主に扱うファーム、チームに行きたいと考え転職活動を行っていたときにべインアンドカンパニーのセミナーに参加したのですが、実はそのセミナーがWayout Strategic Partnersによるセミナー企画であり、後日Wayout Strategic PartnersのU氏よりフォローアップのご連絡を頂いたところから、転職活動をサポートして頂きました。

既にコンサルティングファームでの経験もあり、戦略案件を扱うファーム、チームに行きたいという理由も明確であったため、すぐにフェルミ推定、ケース面談の対策をしましょう、ということになりました。当時、既にコンサルティングファームで数年の経験を持っていた私でしたが、業務設計やシステム導入系の案件が経験の大部分を占めていたため、採用面接ではケース問題が出されることになるだろうというU氏のコメントに従い、まずは3回、1時間ずつ面接対策を行い、その後必要であれば4,5回目を調整するという方針を取りました。

タイムラインは以下のようなイメージです。

  • 最初の電話~面接対策3回:1カ月半
  • 書類作成、正式応募~面談日程調整:2週間
  • 面接開始~内定:3週間

全体では約2か月半ですが、これでもかというほどにケース面談の対策をして頂いたことが記憶に鮮明に残っています。ケース問題に対して回答を行うと、その回答に対する追加の質問内容が鋭く、まさに実際の採用面接をしているような雰囲気で汗をかきながら面接対策を行うことが出来ました。面接対策の打ち合わせの最後にはWrap upとして問題へのアプローチの方法や、覚えておくべきフレーズや数値、うまく使えるフレームワークなどをご紹介頂き、面接対策を経て自分がレベルアップしている様子が自分自身で理解できるようになるまで鍛えて頂きました。

求人としては、べインアンドカンパニー、BCG、ドリームインキュベータ、アーサーディーリトル、プライスウォーターハウスクーパース、クニエ、経営共創基盤、イグニションポイント、等がご紹介頂いたものになっています。なお、内定は数社から頂くことは出来たのですが、ちょっと希望とは違う企業だったので、内定辞退をする結果となりました。

コンコードエグゼクティブグループ

コンコードエグゼクティブグループは、転職エージェントとしての活動のほかに、スタートアップへの投資、コンサルティングファームに関する業界本やキャリア戦略に関する書籍を出版しています。

特徴

特徴は、なんといってもBCGへの転職実績です。今もそうかはわかりませんが、BCGへの転職者の半数がコンコードを転職エージェントとして活用していた時期があったとのことです。BCGで出題されたフェルミ推定、ケース問題については過去の例を取りまとめた文書があり、コンコードエグゼクティブグループのオフィスに来訪することでそちらの中身を確認することが出来ます。これが、BCGへの転職実績が強い理由の一つでしょう。

BCGに限らず外資系ファームとのつながりは非常に強く、セミナーの企画や、対談の様子をホームページ上で公開しています。

書籍を出版するほどにコンサルティング業界の知見は豊富で、またポストコンサルのキャリア戦略に関するアドバイスもして頂けます。面談の際には、コンサルティングファームへの転職を考えている状況でしたが、そのあとのキャリアはどう考えているのか、というところまで踏み込んでお話をしてくれます。

ポストコンサルのキャリアとしては、ベンチャー企業の経営層、投資銀行、PEファンドなどへの転職実績が豊富です。

体験談

コンコードエグゼクティブグループのT氏には、転職活動というよりもキャリア相談という形でお話をさせて頂きました。

当時も私はコンサルティングファームにいたわけですが、T氏からは別のコンサルティングファームへの転職か、ベンチャー企業の経営層のポジションにつくか、少し難しいがM&Aの経験を生かして投資銀行、VC、PEファンドのアソシエイトクラスもあり得ると複数の選択肢をご紹介頂いたのですが、転職活動はいったん抜きにして、キャリアの方向性を再度考えるということで相談相手になって頂きました。

私からは、将来的には事業会社に行くことのほうが面白いのではないかと考えているということをお伝えしたり、一方で、事業会社だと自分がこれまでコンサルティングファームやスタートアップで経験してきた裁量の広さや、グローバルな環境、意思決定のスピード感との差が大きく、入社後にギャップを感じてしまうのではないか、また年収が割に合わないのではないか、というお話をさせて頂きました。

T氏からは、外資系の事業会社であれば年収としてもコンサルティングファームに負けない水準である、しかしながら中華圏の市場の拡大を背景に日本の相対的プレゼンスの後退が起きており、日本支社というポジションであると懸念されている通り裁量が狭く、意思決定のスピードも遅くなる可能性がある、よって、日本支社ではなく、アジアパシフィックを統括するオフィスが望ましいでしょう、といったことをコメント頂きました。

最終的な結論としては、いずれは事業会社への転職を考えるものの、それまでにクロスボーダーでの経験をしておいたほうが良いということから戦略ファームへの転職を志すこととなりました。実際にはその後、コンコードエグゼクティブグループを介してコンサルティングファームへのアプライはしなかったのですが、長い視点でみたキャリア形成に関する相談に乗っていただけたという意味で、コンコードエグゼクティブグループのT氏には非常にお世話になりました。

もちろんケース面談の対策等もサポートされており、BCGについては特に過去問の対策が充実しているので、ぜひおすすめしたい転職エージェントです。

ちなみに、コンコードエグゼクティブグループから頂いた求人はYCP Solidiance, BCG, べインアンドカンパニー、マッキンゼー、プライスウォーターハウスクーパース、デロイトトーマツコンサルティング、でした。

終わりに

いかがでしたでしょうか。私自身の体験談をもとに、おすすめの転職エージェントを3つ、ご紹介させて頂きました。コンサルティングファームへの転職を考えていらっしゃる方はぜひ、ご活用いただけたらと思います。

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