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[SAP]Plan to Produce勉強 - 組織、Material master, BOMについて

投稿日:2020-05-23 更新日:

めちゃ久しぶりですが、SAP関係の投稿をしていきます。

現在、PMO的なRole(まったく楽しくない)でプロジェクトに入っており、Process関係の仕事をしておらず、その憂さを晴らすためにSAPの書籍、トレーニングを受けて学んだ内容をまとめていきたいと考えています。

まずは、Plan to Produce、つまり製造計画のところをやっていきます。

Plan to Produce:Business Process 概要

Plan to Produceはざっくりと分けていくと5つのプロセスに分かれます。ちょっと英語を無理やり日本語にしている部分があるので恐縮ですが、以下のようにさらに細分化されていきます。

  1. Perform Planning - 全体計画
    1. Create Product Cost Estimate - 製造原価の見積もり
    2. Create Sales and Operations Plan - 販売、事業計画の立案
    3. Transfer to Demand Management - 需要計画
  2. Determine Requirements - 所要量計算
    1. Process Material Requirements Planning - 資材所要量計画の実施
  3. Plan Production - 製造計画
    1. Convert Planned Order to Production Order - 製造指図
  4. Produce Material - 製造実行
    1. Release Production Order - 製造指図のリリース
    2. Stage Material - ステージング
    3. Record Manufacturing Activities - 製造活動の記録
    4. Enter Goods Receipt - 在庫計上
  5. Perform Periodic Processing - 定期処理
    1. Calculate Variances - 原価差異の計算
    2. Settle Order - オーダーの消込

Organization Level:組織について

組織については以前、こちらの投稿でまとめたものもあるのですが、今一度Plan to Produceに関係する組織をおさらいします。

  • Client - 組織体制の中で最上位に位置する概念、組織全体をまとめたもの(システムそのものと考えるとわかりやすいかも)
  • Company Code - 会社単位の組織、会計処理を分けたり決算を分けているのであれば、別々のCompany Codeが必要
  • Plant - 倉庫、工場のイメージ、ここで製品を作ったり、在庫を保管したりする
  • Storage Location - Plant内の在庫の保管エリアのイメージ
    (*棚レベルの管理もできるが、それはWarehouse Managementの管轄なので組織構造についての話からは割愛)

構造としては、Clientはいつも一つで、その下に複数のCompany Codeが並び、Company Codeの中に複数のPlantが並び、さらにPlantごとに複数のStorage Locationが存在する、という感じです。

Material Master:品目マスター

Plan to Produceに用いるMaster Dataについて触れていきます。

Material Masterは、商品、在庫品、原料など、”モノ”のデータをまとめているマスターデータとなります。データとしては本のページをめくるように複数のViewごとにデータがまとめられています。

たとえば、Basic Data Viewには”モノ”の名前や重さなどの基本的なデータ、Sales Viewには販売を行う場合のデータ、といったようにデータがまとめられています。

T-Code: MM01, MM02, MM03

Global DataとPlant Specific Data

Material Masterに限らずですが、マスターデータは組織構造に沿うようにデータを階層的に持つことが出来、例えばSales Viewであれば、Plant:0001で使用する場合とPlant:0002で使用する場合でそれぞれコトンるデータを格納することが出来ます。これは、組織が違えば取り扱う情報も異なるためですね。

ただし、Basic Data Viewの内容などはPlantが違っても共通になるので、こうした共通のデータをGlobal Dataといい、一方でPlantごとに異なるデータをPlant Specific Dataと呼びます。

MRP Viewの役割

Material Masterには複数のViewがありますが、このなかでもMRP1~4 viewがMRP (資材所要量計画)の挙動を制御するため、非常に重要な意味を持ちます。

以下に主要な項目の概要をまとめておきます。いくつか、私自身もよくわかっていない部分があるので、そちらはおいおい投稿していきたいと思います。(Strategy group、Availability Check Groupとか)

  • MRP Type
    • MRPで製造を計画するのか、Consumption Based(消費に応じて)で計画するのか、あるいは計画は一切しない、といった内容を設定
  • Lot Size
    • 製造を行うにあたって資材購買をする際のロットサイズを設定
  • Procurement Type
    • 当該Materialが製造するものなのか、外部から調達するものなのかを設定
  • In-house Production Time & Planned Delivery times
    • 製造をする場合に要する日数、あるいは外部から調達する場合の納入までの日数
  • Safety Stock
    • 安全在庫水準の設定
  • Strategy Group
    • 独立所要量(Independent Requirement)の挙動の管理項目
  • Availability check group
    • 利用可能在庫の確認の挙動に関する設定項目
  • Production version
    • 製造工程の管理項目

BOM - Bill of Material

製造をするにあたっては、何が何で出来上がっているのか、何を組み合わせるとどんな製品になるのか、という情報が必要です。これをまとめたものが、BOM - Bill of materialと呼ばれるものとなります。

MRPでの所要量計算、製造、購買、および原価計算もこのBOMを基に実施されます。

T-Code: CS01, CS02, CS03

BOMはHeaderとItemに分かれた構造を持っており、Headerには完成品(Finished Products)の概要が記述され、ItemにHeaderに記述された完成品の組み立てに必要となるComponentがリスト形式で記述されます。

BOM Itemに入れられているMaterialがさらにBOM Itemを持っている、ということももちろんあり、こうしてBOM ItemのBom Itemは何か、と原材料まで追っていくことをBOM展開といい、これをすることで製品を作り上げるために必要な部品の数は結局いくらで、何個買わないといけないのか、という計算を行うのがMRPとなります。

BOM ItemのItem Category

BOM Itemには、組み立てに必要な品目がリストアップされているだけではなく、それぞれがどのような意図で用途で使われるのかを示すItem Categoryというものがあります。

Item Categoryにはさまざまありますが、例を以下に記載します。

  • BOMにおけるItem Categoryの例:
    • Stock item ⇒在庫品を意味する
    • Non-Stock Item⇒非在庫品を意味する(購入されて、すぐに製造に使用される)
    • Variable Size Item⇒サイズが変わる品目を意味する(伸展させて使う鉄板など)
    • Document Item⇒製造を行う上での補足情報などをまとめた文書を意味する

終わりに

ここまでは基本ですね。具体的なTransactionがどのように発生していくのか、という部分は私もまだまだ勉強しないといけない部分なので、引き続き投稿できればと思います。

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