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[体験談]スタートアップで働くことでの変化・必要な心構え[環境・雰囲気]

皆さんは、スタートアップでのキャリアを考えたことはありますか?

大企業、あるいは中小企業で働いているものの、成長を求めたり、自由な文化を求めたり、

新しいことをやってみたい、もっと裁量の大きな仕事をやってみたいという思いで

スタートアップへの転職を検討されている人は多くなってきていると思います。

私は、この8月で今まで勤めていたM&Aアドバイザリーの会社を辞め、

スタートアップ企業に入社して、ようやく4週間がたちました。

以前までは比較的大企業に勤めていたので、環境の変化に戸惑いつつも変化を楽しめているところです。

こちらの投稿では、スタートアップで働いてみて感じた率直な感想や職場の雰囲気と、

スタートアップでのキャリアを検討している人向けに入社前に知っておくべき事実、

必要な心構えなどを書いていきます。

スタートアップで働くことでの変化・必要な心構え

想定読者

  • スタートアップでのキャリアに興味を持っている人
  • スタートアップの求人情報を見て、どんな環境で働くのか雰囲気を知りたい人

メリット

  • スタートアップで働き始めるうえで知っておくべきことがわかる
  • スタートアップの職場の雰囲気がわかる
  • スタートアップで働き始めてから必要になる心構えがわかる

ツールはほとんど初めて触るもの
戸惑いはある反面新たな刺激にワクワクする

メール、チャット、経費申請、カレンダー、電話、業績評価、すべて新しくなる!

これ、結構大きいかもしれないです。

メールで言えば、もともと私はMicrosoft Outlookを使用していましたが、これがGmailになりました。

メールの設定方法はグーグルで自分で調べる!
どこにもマニュアルはない!

今まで行ってきたカスタマイズなどはGmail ではやり方が違うので、

都度グーグルで検索して、やり方を確認しつつ設定することになります。

もちろん、スタートアップなので丁寧に書かれた設定マニュアルなどは存在しません。

とりあえず私はフォルダーは分けない派なので、署名だけは設定しました。

大企業から大企業への転職ですと、Outlookをそのまま使っていたでしょうから、これは結構大きいですね。

Google Calendarの通知はOnにすること
事故ります。

恐らく、スタートアップであればGoogle Calendarをどこでも使っているかと思います。

まず、一番最初に設定すべきなのはGoogle Calendarの通知をONにすること。

これをしないと、予定の時間になってもイベントの通知がされず、打ち合わせに遅れるリスクがあります。

Outlookなんかでは予定表に入ったイベントの15分前になると

標準で通知が画面上に出てきましたが、Google Calendarはそうではありません。

私も危うくCEOとの打ち合わせに遅れるところでした。

社内のコミュニケーションはメールではなく、Slack!

チャット形式で「お疲れ様です」抜きで会話

社内ではSlackというチャットツールを使用して、会話したり、情報共有しています。

Slackも今やだいぶ人気なので、スタートアップではどこも使っているのではないでしょうか。

Slackでは、会話内容がスレッド形式で保存され、グループに入っている人であれば

抜け漏れなく履歴が確認できます。

よくある、全員返信をしまくる中でccから誰かが漏れ、以降情報共有がされなくなってしまうなんてことはなくなりますね。

また、お疲れ様です、何卒宜しくお願い致します、などのような定型文は打たない雰囲気になります。

これもなかなか慣れないかもしれませんが、まぁ不要ですからね。

チャット形式は便利ですが、重要な内容がサラッと流されるのに違和感・・・

送るメッセージも非常に軽いやりとりばかりになるのでかなり

大事な話であってもサラッと共有されちゃったりしています。

ここには、ちょっと違和感があります。

例えば、開発作業が佳境で、何時から何時までの間はxxサービスが使えなくなるという話とかが、

「何時から何時までの間は株式会社xxはお休みを頂いてまーす。テヘペロ」のような冗談まじりメッセージで共有されたりしています。

これはルール決めの問題のような気もしますが、私の会社では上記のような感じです。

チャットのツールの延長だから、という感覚で重要な話題、アナウンスをされるのには、まだ少し違和感があります。

慣れの問題もありますが、重要な内容であればフラグをつけるとかあってもいいのかなとは思いました。

まぁ、全部重要にされてしまうリスクもありますが・・・

電話は代表電話として使用している携帯電話が一つオフィス内にあるだけ。

固定電話なんてものはありません。

外部との電話はプライベートで使用しているものを使います。BYODですね。

代表電話には出られる人が出る

代表電話を受け取る人は、社内で総務の役割をしている人なんかになります。

つまり、代表電話を受け取る受付の役割を選任でになっている人はいません。

しかも、この総務の人もスタートアップであれば別の役割を持っているので、

打ち合わせに出て不在にしている、ということもよくあります。

そうしたときは、代表電話として使用される携帯電話が席の上に置かれた状態になるので、

もし電話が鳴った場合は近くの人が出るというスタイルになります。

大企業にお勤めの方は、電話対応をしたことが無い人、結構いるんじゃないでしょうか。

組織内の人の名前と顔はすぐ一致させないといけない

代表電話に出た場合、取り次ぐにしてもきちんと社内の組織や人のまし名前を把握していないと

今不在なのか部屋にいるのかわからなくなるので、早急に組織と人の顔と名前を一致させる必要もあります。

ちなみに、今働いている会社では代表電話が鳴ったときはTwilioで相手の電話番号が

Slackに流れるようにしてあり、そこで代表電話に対する対応履歴を残す、という運用をしています。

こうすることで、もし本当にだれも対応ができなかったときでも履歴が全社員から見れるので、

あとから折り返し電話ができるようになります。

業績評価はOKRを使い、週次で進捗確認

業績評価にはResilyのOKRを用いて週次で成果を入力しています。

スタートアップでは、パフォーマンス評価や目標管理に

デファクトスタンダードとして使われるOKRですが、これにもなれる必要がありますね。

大企業なんかでは、目標は立てたら半年は放置だったりしますが、

このOKRでは週次あるいは隔週で成果のチェックをするのが一般的です。

そもそも目標の設定が定性的すぎたり定量的すぎたり、あるいは

ストレッチなものであり過ぎたら悲惨ですので、目標設定については良い塩梅で設けることが重要です。

慣れていないと何を目標にしたら良いのかわからなくて適当な内容を入れてしまい、

あとで困るということもあり得ますので、OKRの考え方、目標の立て方については自身で押さえておく必要があります。

経費申請は楽になる!

経費申請はSaaSのMFクラウド経費というものを使用しています。

また、消耗品の購入はAmazon Businessです。

各種申請はSaaSを使っているので社外からでも、モバイルからでも申請できる!

これは便利になった点ですね。

Gmailを使用して見積もりや契約関係の書類を取引先とやり取りしていたら、

それはGoogle Driveに格納できるので、そのGoogle Drive上からファイルを添付する形式で

稟議申請を上げるということが社外からでも、モバイルからでも可能になります。

Amazon Businessでは承認ワークフローも使える!

何か参考文献を買いたい時は、Amazon Businessでポチッとするだけですみます。

以前までは、使用用途やらなんやらを書いた書類を上位者にメールで送付し、

早く承認しろとリマインドメールを送り続け、承認されたらそのメールを添付して

購買部に購買要求を出していましたが、これが簡略化されます。

いやー便利です。

Amazon Business には承認ワークフローの機能があるので、ポチッとした後は承認者へ通知がされ、

承認者が承認すると即座に発注の流れとなります。

上記のメールでのやり取りの時と比べて行ったり来たりしているリードタイムが不要になるわけですね。

これはスタートアップならではの柔軟な社内プロセスです。

スタートアップならではの柔軟なツール選定には刺激を受ける!

ツールの変更には戸惑っていますが、新しいツールに触れ、かつこれまでやっていなかった

モバイルからの社内プロセスのキックなどを経験すると、

スタートアップで働いているんだな、と少し楽しい気分になりますね。

使われている言葉に慣れる必要があるものの、ひと月でなれるので焦る必要なし

スタートアップでは、新たな技術、ツール、トレンド、イベント名や団体名など、

これまで聞きなれていない言葉が使われているのでこれも戸惑うポイントになります。

ただし、専門用語というわけではなく、そういう固有名称があるというだけなので、

そこまで気を負う必要はありません。

私も、3週間普通に過ごしていたら大体の言葉については理解でき、

コミュニケーションも問題なくできるようになりました。

ただし、営業職やコンサルタントとしてジョインする場合は、

もちろんお客様からの質問にも答えられるように、議論ができるように専門知識が必要になるのは言うまでもありません。

明確なミッションは与えられない

自分で考えて動かないと仕事はない。

スタートアップと大企業の一番の違いはここではないかと思います。

大企業では、個人個人に明確なミッション、役割が与えられ、

それを実行すればよいという状況が多いのではないかと思います。

しかし、スタートアップでは、明確に個人個人に「あれをやってくれ」と事細かに伝えてくれる人はいません。

各個人が、「あれをやるべきだと思うので、やっときます」

あるいは「やっときました」というスタンスでいることが必要です。

恐らく、大半のスタートアップではこうした文化がある、ということすらも言語化されていません。

仕事は自分で作り出す、責任も自分で作り出す

具体例をもって話すと、私にはぼやーっと「社内のシステムを整備してほしい」という

期待値があったのですが、アクションまでは具体的には落ちていない状況でした。

そこで、私がとった行動としては、以下の通り...

  • 現状の整理と課題の洗い出し
  • 各種マイルストーンにおけるTo beを描く
  • 導入を検討すべき領域を洗い出す
  • 検討すべき時期、導入時期をスケジュールに落とす
  • 各領域別に導入候補となるシステムを洗い出す
  • 費用・機能・既存システムとの連携・既存業務へのインパクトから評価する
  • 各種システムの提供元と打ち合わせをセットし、確認事項をヒアリングする
  • ヒアリング内容をもとに導入スケジュールを修正し、ライセンス費用と外部委託の見積もりを取得する
  • To Beのシステムを具体的な名称とともに再度定義したものを携え、社内の経営会議で決裁判断を仰ぐ
  • 承認後、発注に向け業者と連携する
  • 既存業務の中で自動化を図るべき領域について現業の方々にヒアリングする
  • 無料RPAツールでどこまでできるかPoCを実施してみる

一例ではありますが、自分自身で仕事を決め、はじめ、責任を自分自身でもっていくことがスタートアップでは必要とされるマインドセットになります。

権限なしでも積極的に周囲のメンバーを巻き込む必要がある

こういった作業ですが、依頼されて行うものではありません。

また、依頼されていないので、明確に他部門へのヒアリングを行ってよしとする権限もありません。

権限がない状況で、周囲のメンバーに協力してもらうには、事前に関係性を構築しておくことが必要になります。

関係性なくしてし協力を仰ぐことはできないので、自身から積極的に関係を構築しに行く姿勢が必要となります。

そういう意味では、オフィスで深夜3時までビールを開け続けたのも仕事のうちと言える、かもしれません。

スタートアップでは、明確なミッションがなくても自分自身で作り上げ、

また権限がなくても周りの人を味方に出来るように動く必要がある、ということになります。

こういう働き方に違和感がない人は、スタートアップ向きといえると思います。

勤務開始はコントロール出来る。ただし、周囲との信頼関係が必要

いま私は、会社には10時に来たり、11時に来たりしています。

ただし、最初の1週間はこうした勤務態度は避けるべきでしょう。

最初の1週間は、仕事はきちんとやる、言われなくてもわかっている、ということを周りにアピールすべきです。

そうすることで、オフィスにいなくても仕事してるだろう、という認識が広まりますので、

誰もオフィスにいつ来ても文句を言うことがなくなります。

会議がないのであれば午前中は家で過ごしたいというのは、だれでも同じだと思いますので、

最初の1週間は頑張り、文句を言わせない雰囲気を作りましょう。

おわりに

まだ4週間なので今後どうなるのかわかりませんが、思ったところなどがあれば都度書いていこうと思っています。

今のところは、新しいツールに触れることができてハッピーです。

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